こんにちは、なみです。
暑さを吹き飛ばすような
爽快なバトルものが見たくなったら
異能力ものは鉄板だと思います。
異能力ものには、創作物の浪漫が
ふんだんに詰まっていて、
バトルシーンも面白く
見応えがあるものになりますよね!
自分にあった力を創造する『HUNTER×HUNTER』
父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!?
「週刊少年ジャンプ」の長期連載作品です!
きっと一度は見聞きしたことがある人も
多いと思います。
はじまりは上記あらすじの通りですが、
主人公・ゴンがメインではない話も多くあり、
友人や敵キャラにも焦点が当たります。
人の負の面を含む
細やかな心理描写が魅力的で、
それが戦闘シーンにもかかわってきます。
作中独自の能力「念能力」を
使った戦いをするのは
「天空闘技場編」からです。
あらゆる生物が持つ
生命エネルギー(オーラ)を
使いこなす念能力者は、
常識では考えられない力を発揮します!
念能力は、修行次第では
誰にでも習得が可能です。
能力の種類に幅があり、
自分自身で個別の能力を創造できます。
今の自分の戦い方。今後成長する可能性。
欠点を補う。長所を伸ばす。
いろんなことを考慮して、
自分にあった能力を作れるのが面白いです。
必ずしも敵を殺傷する能力ではないところが、
話が面白くなるポイントだと思います。
能力バトル、頭脳戦が見応えあります!
近代作家たちが戦う『文豪ストレイドッグス』
横浜を舞台に繰り広げられる文豪異能力バトルアクション!
孤児院を追われた青年・中島敦は、とある自殺志願の男を助ける。男の名は太宰治…国木田、与謝野らと共に異能力集団「武装探偵社」に所属し、「人食い虎事件」を調査していて…!?新感覚横浜文豪異能力アクション!
ミステリーと能力バトルが楽しめる作品です。
主に近代作家たちが
キャラクターとして登場し、
代表作に由来した能力を持ちます。
この作品を読むと
登場する文豪や原作について
知りたくなります!
原作が能力の由来となっているので、
著者の、文豪たちの考察や
原作の解釈が見られて面白いです。
この人物にこの能力を持たせるのか!
という点で共感したり、
意外性を感じられるがいいです。
例えば、「太宰治」は「人間失格」という
あらゆる異能を無効化する力を持っています。
能力の無効化って、
最強の能力の1つだと思うのですが、
一見無害そう、
絶対的に敵を倒せる能力ではないところが
私の太宰像と一致していて好きです。
また、文字部分も
作品の世界観を表していて特徴的です。
文豪たちが生きた近代にあわせて
セリフの仮名遣いや漢字が
旧型表記になっています。
「芥川龍之介」の
一人称が「僕(やつがれ)」という
現代では使われないような
言葉遣いが印象に残っています。
(ここで初めてこの読みを見ました笑)
異能インフレ⁉言語バトル漫画『めだかボックス』
箱庭学園内に設置された目安箱は、24時間365日、生徒の誰もが、どんな悩みでも投書できる、通称“めだかボックス”! 生徒達のあらゆる悩みを解決する為に完全生徒会長・黒神めだかの奮闘の日々が始まった!!
個性豊かなキャラクターが魅力的な作品です。
主人公は最強の一人ですが、
ボス、大ボス、それ以外のキャラクターも
他の作品なら主役を張れるくらい
個性が強く、能力も異常です。
例えば、ボスキャラの一人
安心院なじみ。
通称安心院さんは、
宇宙誕生以前に生まれ、
1京2858兆0519億6763万3865個の
能力を持っています。
戦闘シーンで
能力名が数ページにわたって羅列された回は、もう圧巻です・・・。
安心院さんの強さと、
著者の想像力に圧倒されました。
おそらく最も数多くの能力が
のっている作品ではないでしょうか。
特に好きなのは「漆黒の花嫁衣裳編」です。
「言葉使い」という言葉遊びを
戦いで表現した本編は
西尾維新さんの本流だと思います!
メタ的な視点やセリフ回し、
強さのインフレ具合は他に類を見ません。
「週刊少年ジャンプ」の定番の要素や構造に着目して
話が展開されるのが面白かったです!
まとめ
異能力ものは
作者の想像力があふれています。
能力の内容、使い方、戦い方、相性・・・。
最強も最弱もそれぞれで、
組み合わせ次第なのが
物語をどこまでも面白くさせます!
皆さんが思う最強の能力はなんですか?
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