こんにちは、なみです。
物語の主人公は
いろんな困難や運命を背負っていて、
大変そうです。
たくさんの期待や重圧に耐え、
人々が求める姿になろうとあがきます。
そんな辛い道のりの果て、
たどり着く姿は勇ましく頼もしい。
読者としてはどんどん強くなっていく
主人公を見るのは気持ちがいいです!
今回は王道の
主人公最強なライトノベルを紹介します。
導きの声と共に強くなる『転生したらスライムだった件』
何という事もない人生を送っていた三上悟は、
通り魔に刺され37年の人生に幕を閉じた…はずだった。
ふと気がつくと、目も見えなければ、耳も聞こえない…。
そんな状況の中、自分があの“スライム”に転生してしまった事に気づく。
最弱と名高いモンスターである事に不満を感じつつも、
お気楽スライムライフを満喫する三上悟だったが、
天災級のモンスター“暴風竜ヴェルドラ”と出会ったことで運命は大きく動き出す―。
弱小のイメージがあるスライムですが、
このスライムは生まれてきたときから、
規格外です。
スライムのイメージの
溶解、吸収などのスキルは
最初から持ち合わせていましたが、
その適用範囲、使い方が
他作品のスライムとは異なります。
膨大なエネルギーのかたまりから魂まで、
無限の空間に取り込むことができるのです。
そして、スライムとして生まれたときから
共にあったスキルが「大賢者」です。
自身が知らないこと、
忘れていることも記憶しており、
主人公を導いてくれます。
どんな質問にも答えてくれる
○-グル先生のような存在です。
また、自我があり、
自分で戦闘行為、魔法の構築を行えます。
このスキルがあったため、
見知らぬ世界でもうまく立ち回ることが
できました。
また、手持ちのスキルをいち早く理解し、
使いこなし、進化させることまで
行ってしまします。
漫画やライトノベルを読んでいると、
多くの強いスキルを見かけますが、
やっぱりサポート系を持っている人物は
強くなります。
また、魔物を率いる者となってからは
「食物連鎖」というスキルを得ます。
仲間たちとの絆を表したようなスキルで、
自分が得た力を仲間の配下に、
配下は自分が得た力を主人公に。
互いに力を受け渡し続けるので、
主人公と共に、仲間たちも
どこまでも強くなります。
誕生して数年で、
世界で数人しかいない魔王に至り、
屈強な魔物たちの主になります。
書籍版はまだ完結していないので、
どこまで強くなるか楽しみです!
格上の敵を喰って強くなる『蜘蛛ですが、なにか?』
女子高生だったはずの「私」は目覚めると……なんと「蜘蛛」に転生していた! 周囲は毒ガエルや猿の化け物、果ては龍まで……って、コレもう詰んでない! ? 種族底辺・メンタル最強女子の、迷宮サバイバル開幕!
現代の女子高生が、
転生したらクモになっていました。
見知らぬ洞窟で味方はいなくて、
食にも寝床にも苦労します。
でも、レベルアップして、
進化して、スキルをいっぱい身に付けたら
人類の脅威になるほどの力をつけていました。
この作品は、修行の描写がちゃんとあって、
敵には何度も負けそうなっています。
初期は決して無双ではなく、
常にぎりぎりの戦い。
刺し違えての勝利みたいなのが多いです。
そんなクモ子(仮称)がもう負けたくない!
と思って倒した敵を喰い続けて
強くなるお話です。
当たり前のように強い主人公も好きですが、
努力した果てに得た強さっていいものです。
最近は少ないですが、
やっぱり泥臭い修行編があるといいなあ
と思います。
主人公の心の声と、
人前で話すときのテンションの差にびっくりしますが、
そのギャップがまた面白いです!
力を扱うには代償も必要『幼女戦記』
金髪、碧眼そして白く透き通った肌の幼女が、空を飛び、容赦なく敵を撃ち落とす。
幼女らしい舌足らずさで軍を指揮する彼女の名はターニャ・デグレチャフ。
だが、その中身は、神の暴走により幼女へと生まれ変わることとなった日本のエリートサラリーマン。
効率化と自らの出世をなにより優先する幼女デグレチャフは、
帝国軍魔導士の中でも最も危険な存在へとなっていく――。
エリートサラリーマンが電車に轢かれたら
女の子に生まれ変わっていました。
それも、魔力があって戦時下の世界です。
安泰の人生を目指して、
自ら進んで地位を得られる軍に入ります。
優れた魔力量と前世の戦争の知識、
そして持ち前の冷静さと冷酷さ。
どんどん出世して、
幼女にして軍を率いる立場につきます。
見た目はかわいい
(アニメだと声もかわいい!)幼女ですが、
部下に厳しく、とことんしごき倒します。
敵にはさらに容赦なく、
鬼畜な作戦を立てて、追い込みます。
全て計画通りみたいな感じで
戦いは勝利するのですが、
思わぬ方向で部下や上司に評価され、
戦好きだと思われ、望まぬ前線に送られます。
このオチまでが様式美みたいで面白いです!
魔力量が多く、
この世界でトップレベルの武器を扱います。
ただこの武器の性能を
より引き出すためには
憎き神”存在X”を賛美しなくてはならない。
彼女にとって、屈辱的な行動を伴います。
窮地の時には、毎度苦々しそうに
神をたたえるのですが、
「本当に嫌なんだなあ」と
同情してしまうほどしんどそうです。
軍事や政治、○○主義などの
難しい話題が多く、専門用語も多めです。
慣れないと戦場が想像しにくいかも
しれません。
現代の第1次・第2次世界大戦に似ていて、
どこまで史実と同じなのか。
この先どのような終わりを迎えるかが
気になります!
まとめ
王道ですが、主人公最強の作品は
読んでいて飽きが来ず面白いです!
主人公が最後なんとかしてくれる、
とも思ってしまうから
安心して結末まで読むことができます。
シリアス続きで主人公が報われない
作品も好きですが、
強くなって、好き勝手生きている
主人公を見ると胸がスカッとします。
お疲れの時に読むと、
どこかスッキリするのでおすすめです。
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