こんにちは、なみです!
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今回おすすめする1冊はこちらです!
人の欲望は香りにできる『透明な夜の香り』
あらすじ
元・書店員の一香は、古い洋館の家事手伝いのアルバイトを始める。そこでは調香師の小川朔が、幼馴染の探偵・新城とともに、客の望む「香り」を作っていた。どんな香りでも作り出せる朔のもとには、風変わりな依頼が次々と届けられる。一香は、人並み外れた嗅覚を持つ朔が、それゆえに深い孤独を抱えていることに気が付き──。香りにまつわる新たな知覚の扉が開く、ドラマティックな長編小説。
おすすめポイント
●タイトルから美しい!
言葉選びのセンスと
文章の丁寧さを堪能してください!
●香り際立つ、ドラマティック!
変わりゆく人間の様がリアルです。
香りがテーマで、
小説を読んでいて嗅覚をはたかせてくる
不思議な感覚に陥ります。
リンク
千早茜さん初読の作品で印象に残っています!
「美しいタイトルの小説」
という投稿をSNSで見て
一番気になったのがこちらでした。
「透明な夜の香り」って
どんな香りだろう・・・?
「透明」っていうとすがすがしい、
クリアでさっぱりとした匂いな気がするけど、
「夜」となると妖しい、
ミステリアス、ダークなイメージで
二つが並ぶと相反するもので、
香りが全く想像できません。
想像できない、
未知で幻想的な感じが
小説のなかに漂っています。
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