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今回おすすめする1冊はこちらです!
アイスランドを愛車で巡る『北北西に曇と往け』
あらすじ
旅、ときどき探偵。
舞台はアイスランド島、北緯64度のランズ・エンド。
17歳の主人公・御山慧には3つの秘密があった。
ひとつ、クルマと話ができる。ふたつ、美人な女の子が苦手。
3つ、その職業は、探偵――。
あるときは逃げ出した飼い犬を連れ戻し、
またあるときはひと目ぼれの相手を探し出す。
愛車ジムニーを駆りながら、
胸のすくような探偵活劇が、いま始まる!
若き魔法使いの成長を描いた『乱と灰色の世界』から2年。入江亜季の最新作は極北の大地が舞台の“エブリデイ・ワンダー”!!
おすすめポイント
●日本男児・慧はアイスランドで
探偵をやっています!
依頼内容はもの探し、人探し、浮気調査・・・。
世界一平和な国らしく、
内容は血なまぐさくないです。
一方、日本に住む主人公の弟・三知嵩の
周りでは、人がよく不振な死を遂げます。
その理由とは・・・?
●アイスランドの土地や文化が
美しいイラストで描かれています。
自然の雄大さ、厳しさを感じられるくらい
写実的です。
主人公の祖父は生態学を講じる大学教授で
アイスランドの風土について、
教えてくれます!
愛車ジムニーに乗りながら、
1人悠々とアイスランドの土地をめぐる
主人公の様子がすごくかっこいいです!
キャラクターがみんな魅力的で、
祖父・ジャックは茶目っ気があって、
慧との掛け合いが面白い!
ヒロインポジションにいるリリヤと慧は
ケンカばかりだけど、
嗜好や個性が似ていて、
たまに言動がリンクするときがあります。
主人公一家は、皆不思議な力を持っています。
その力について、具体的なことは
あまり説明されないですが、
その分、絵で表現されていて、
漫画だからこそできる魅せ方がうまいです!
画力が本当に素晴らしく、
大型本も出ています!
細部まで丁寧に描かれた
この作品の世界観を味わうなら
大型本もおすすめです!
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