こんにちは、なみです!
選書サービスをご利用いただき、
ありがとうございます。
こちらのサービスでは、
お好きなジャンル2種を楽しめる1冊を
いつもはご紹介しています。
でも、サスペンス×グルメでは、
最初におすすめするのには
向かない本しか思いつかず・・・。
・殺害方法が食べ物に含まれた毒物。
(ネタバレになる)
・カニバリズム。
(読後スッキリは難しい)
なので、今回はそれぞれのジャンルで
今私がおすすめしたい2作品をご紹介します!
連続殺人の超名作!無駄な描写が一つもない‼『そして誰もいなくなった』
あらすじ
その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作!
最初に見たのは海外ドラマ版でした。
こちらがすごく好きで、
原作も読みたくなり、
手にとってみました。
唐突な招待状。
連絡、脱出手段のない孤島。
主のいない屋敷。
絶対行ってはいけない、
現代ミステリー王道の舞台です!
招待客たちの罪が宣告され、
彼らは次々と死んでいく・・・。
一体誰が殺人鬼なのが、
皆、疑心暗鬼になっていきます。
この状況だと、
一人くらい気が狂って
馬鹿なことをしでかしそうだけど、
結構冷静なんですよね・・・笑。
私は最後まで、
事件の全容が見えなかったです。
原作を読み返して、
伏線回収しました!
きらびやかな空間には見えぬ苦悩あり『最高のアフタヌーンティーの作り方』
あらすじ
老舗ホテルで働く涼音は、念願叶って憧れのマーケティング部サービス課、アフタヌーンティーチームに配属された。
喜び勇んで、アフタヌーンティーの新企画を出したものの、パティシエ・達也に「目新しければいいってもんでもないから」と冷たく却下されてしまう。
「最高のアフタヌーンティーって、一体、なんだろう」?
非日常を提供するアフタヌーンティー。
その企画をする女性と
パティシエの男性を主人公とした
お仕事小説です!
ホテルのモデルは
「ホテル椿山荘東京」!
この作品を読んだ後は、
実際にモデルのホテルで
優雅に美味しいスイーツや紅茶を
味わいたくなります!
ホテルのアフタヌーンティーは
高級で、特別感がありすぎて、
そう気軽には行けない方が多いと思います。
だからこそ、とっておきのご褒美です。
ホテルのスタッフたちは
伝統を守りつつ、
このホテルだからこそできる
最高の空間を作り上げようとします。
作中のスイーツがとっても美味しそう!
でも、甘いものに興味がなくても、
仕事をする上で逃れることはできない
人間関係の悩みについて触れているので、
人間ドラマの部分も読み応えがあります。
すれ違い、差別、価値観の違い・・・。
彼らは様々なことに苦悩しながらも、
精一杯のおもてなしをします。
昨年(2024年10月)2作目も出たので、
続きが楽しみな作品です!
コメント