あなたにあった1冊 No.64

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こんにちは、なみです!

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今回おすすめする1冊はこちらです!

超骨太!警察小説『百年の時効』

あらすじ

嵐の夜、夫婦とその娘が殺された。現場には四人の実行犯がいたとされるが、捕まったのは、たった一人。策略、テロ、宗教問題……警察は犯人グループを追い詰めながらも、罠や時代的な要因に阻まれて、決定的な証拠を掴み切れずにいた。50年後、この事件の容疑者の一人が、変死体で発見される。
現場に臨場した藤森菜摘は、半世紀にも及ぶ捜査資料を託されることに。上層部から許された捜査期間は一年。真相解明に足りない最後の一ピースとは何か? 刑事たちの矜持を賭けた、最終捜査の行方は――。
感動、スリル、どんでん返し……。エンタメの妙味が全て詰まった、超ド級の警察サスペンス

おすすめポイント

刑事たちの“執念”が熱すぎる
昭和から令和まで、捜査資料と想いを引き継ぎながら、事件を追い続ける刑事たち。
周囲が忘れていっても、絶対にやめない。
この“あきらめの悪さ”が最高にかっこいい‼︎

時代考証ガチ勢レベルのリアリティ
戦後直後なので、DNA鑑定なし、防犯カメラなし、データ共有なし。
捜査は全部“足”と“紙”‼︎
GHQ統制下と戦後の混乱で、ずさんな資料管理…。
どこまで史実⁉︎ってなるくらい解像度が高いです。
歴史オタク心もくすぐられます!

とにかく一言で言うと、
「重い。分厚い。情報量えぐい。」

でもそれがいい。

一家惨殺事件を軸に、複数の時代・複数の刑事たちの視点で描かれる群像劇。
事件そのものだけでなく、“捜査する人の人生”までがっつり描かれます。

登場人物は多いです。
冒頭の人物紹介のページに何回も戻りました(笑)

でも読み進めるうちに、
「この人こんな過去あったのか…」
「印象変わるなあ…」
と、どんどん人物に厚みが出てきます。

ミステリー小説というより、警察という組織の歴史ドラマにもしかしたら近いかもしれません。

まとめ

正直、サクッと読める本ではないです。
脳を結構働かせます。

でも、読後の満足感がすごい!

昭和の泥臭い捜査。
平成の停滞。
令和で一気に動く展開。

時代が変わっても、
“刑事魂”だけは変わらない‼︎

被害者が必ずしも善人ではない、
それでも追う意味はあるのか?
時効の必要性とは?

エンタメとして面白いのに、
ちゃんと考えさせてくれます。

終盤の伏線回収はめちゃくちゃ気持ちいいです!

軽いミステリーじゃ物足りない人。
社会背景まで描き込まれたサスペンスが好きな人。
骨太小説をがっつり浴びたい人。

そういう読書オタクに、全力で推したい一冊です!

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